http://forum.dragonhighlander.net/EDH_Forum/viewtopic.php?f=1&t=2768
1)禁止カードリスト変更
・《裂け目掃き/Riftsweeper》 禁止解除
2)ジェネラルは「コマンド領域」へ置かれる
新しいカードセットである Planechase の導入により、
次元カードその他が置かれる領域として『コマンド領域』が新たに作られました。
それに伴い、これまで追放領域に置かれていたジェネラルは、コマンド領域に置かれるようになりました。
具体的には今までとさほど変わりません。
ゲーム開始時にジェネラルを(追放領域でなく)コマンド領域に置きます。
そして、ジェネラルがコマンド領域にある限り、本来唱える事ができるできるタイミングで
唱えることができます。このルールを使用してジェネラルを唱える度、これまでにジェネラルを
唱えた回数1回につき{2}を追加で支払わなければいけません。
ジェネラルが墓地領域もしくは追放領域に置かれる場合、それを代わりにコマンド領域に置くことができます。
これは置換効果であり、選択することが可能です。代わりにコマンド領域に置くことを選んだ場合、
「墓地に置かれた時~」といった類の誘発型能力は誘発しません。
また、コマンド領域はゲーム内に規定されている領域にあたるため、
《生ける願い/Living Wish》などでコマンド領域にあるジェネラルを手札に加えることはできません。
3)ジェネラルはレジェンド・ルールの適用を受ける
ジェネラルは伝説のクリーチャーですが、他人のデッキに入っている同名の伝説のクリーチャーと
戦場で相対しても、「ジェネラルが優先的に戦場に残る」といったオプション・ルールを設けている
グループは珍しくありません。
しかし、今回のルール改正によって、ジェネラルであったとしてもレジェンド・ルールが適用される
ことになりました。
相手のジェネラルを《クローン/Clone》でコピーした場合、レジェンド・ルールにより
2枚とも墓地に置かれます。(大抵の場合、ジェネラルはコマンド領域にいくでしょう)
4)変形パリ・マリガン(="ブルターニュ・マリガン")の採用
EDHにおけるマリガンは、CR800.5に規定されている多人数戦用のマリガン方法を踏襲していました。
しかし、それでも序盤のマナ事故や、コンボデッキへの対抗策などを初期の手札で引かないといった
事がプレイヤーの楽しみを減らしていました。今回のルール改正により、できるだけゲームを
スムーズに動かせるような、良い初期手札を維持できるマリガン方法が採用されました。
・変形パリ・マリガンルール "Partial Paris Mulligan rule" (別名 "Brittany" mulligan)
1)ターン進行順に、手札から好きな枚数のカードを裏向きに追放します。
2)それぞれのプレイヤーは、追放したカード枚数より1枚少ないカードの枚数だけ、
ライブラリーからカードを引きます。
3)1~2)の手順を好きなだけ繰り返します。
繰り返すたびに、追放したカード枚数よりも1枚少ない枚数を引き直します。
4)全員これ以上カードを追放しないことを選択したら、追放されたカードを全てライブラリーに
入れ混ぜてシャッフルします。
これで全員の初期手札が、1度のシャッフルで決定します。
例)初期手札7枚がこのようなカードだった。
・3枚の《平地/Plains》
・《解呪/Disenchant》
・《砂の逆流/Reverse the Sands》
・《セラのアバター/Serra Avatar》
・《隔離するタイタン/Sundering Titan》
《解呪/Disenchant》は持っておきたいが、他の3枚の呪文が重すぎるので
これら3枚を裏向きに追放した。3枚追放したので、2枚引き直した。
・3枚の《平地/Plains》
・《解呪/Disenchant》
*《旅行者の凧/Journeyer’s Kite》
*《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
《旅行者の凧》を引いたのでマナベースはばっちり、4マナ目はキープする必要はない。
こうなると《解呪》はイマイチだと感じたので、
《平地》と《解呪》を裏向きに追放した。2枚追放したので、1枚引き直した。
・2枚の《平地/Plains》
・《近づきがたい監視塔/Forbidding Watchtower》
・《旅行者の凧/Journeyer’s Kite》
*《神の怒り/Wrath of God》
申し分ない初手になったので、ここでカードを追放するのをやめた。
これまでに裏向きで追放した5枚をライブラリーに入れてシャッフルし、
ゲームを始める準備が整った。
コメント